2013年05月02日

薔薇(ばら)/「バラ」って漢字で書ける?

◆薔薇
読み方:ばら、しょうび、そうび

【薔】
〈音〉ショウ、ソウ
〈訓〉

◇表外字
《部首》くさかんむり〈草冠〉13画(総画数16画〕
※草冠+土+人+人+回
〔形声。草冠と音を表す「嗇」から成る〕

【薇】
〈音〉ビ
〈訓〉ぜんまい

◇表外字
《部首》くさかんむり〈草冠〉13画(総画数16画〕
※草冠+彳+山+一+ル+攵
〔形声。草冠と音を表す「微」から成る〕




薔薇、バラ、漢字

難しい漢字の代表格である「薔薇」。
「薔」はヤナギタデ(柳蓼)の仲間のこと。
「薇」は山草のゼンマイのこと。
それぞれ別の植物を指す漢字を借りた当て字である。

「薔薇(ばら)」はバラ科バラ属の植物の総称。原種は約100種で北半球各地に分布する。日本自生の種類は「いばら(茨)・のいばら(野茨)」ともいう。
「ばら」という名称は、とげのある木の総称「荊棘(ばら・いばら・うばら)」から。
現代中国語でバラは「[王攵]瑰(メイグェイ)」。

薔薇には「しょうび」「そうび」という読み方もある。
薔薇(そうび/さうび)は平安時代の文学作品に出てくる古語。また襲(かさね)の色目で、表は紅で裏の紫のもの。
薔薇(しょうび)はバラの漢語読み。「薔薇果(しょうびか)」「薔薇水(しょうびすい)」などに使われる。

薔薇の「薔」のつくりは「嗇」。吝嗇(りんしょく)は極度に物惜しみすること。「土」の中に「人」「人」、下は「回」。

「薇」のつくりは「微」。微妙の「微」。「彳(ぎょうにんべん)」「山」「一」「ル」に「攵(のぶん)」。書体によって「一」と「ル」がくっついていたり離れたりする。また「ル」が「几」になっている書体もある。

《関連サイト》
夏貸文庫
夏貸文庫>まめ辞典
豆知識・雑学のページです。
日本のことば・漢字・和柄・和服・服飾史・日本の歴史・音楽室・フィギュアスケート・本に関する情報など。
posted by 詞己 at 00:32 | TrackBack(0) | 漢字分解 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック